「冬でも暖かく快適な家に住みたい」とお考えの方は多いでしょう。冬でも暖かい家にするには、断熱材が有効的です。そこで今回は、寒い時期に必要な断熱と冬に必要な断熱材の種類や特徴をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
□寒い時期に必要な断熱をご紹介!
1つ目は、屋根断熱です。
屋根断熱は寒冷地だけでなく、温暖地にも使用されます。寒冷地では雪の寒さ、温暖地では太陽の日差しによる暑さから守ります。屋根断熱工法の場合は、屋根と2階部分の内側ですら空間利用できます。そのため、最近流行っている梁を見せるデザインの住宅には特に屋根断熱をおすすめします。
2つ目は、壁断熱です。
壁断熱の代表的なものは、外張り断熱工法です。これは、外壁に断熱材を施工する方法です。もう1つは、充填工法という壁の内側に素材を埋める工法です。外気の寒さや暑さから守るために壁の断熱は必須です。壁断熱をつけることで、冷暖房機器のコスト削減につながります。
3つ目は、床断熱です。
昔は冷たい床が当たり前でした。しかし、今では床下にも断熱材を使用したり、基礎で断熱をしたりするようになったので、昔のように冷たい床はなくなってきました。また、床暖房の性能が進化しているので、さらに暖かくなります。
□冬に必要な断熱材の種類や特徴をご紹介!
1つ目は、繊維・鉱物系のロックウールです。
ロックウールは、玄武岩や鉄鋼スラグなどが主原料です。玄武岩を溶かして繊維状に加工します。燃えにくいというメリットがありますが、湿気には弱いのがデメリットです。
2つ目は、自然・天然素材系の炭化コルクです。
炭化コルクは、ワインのコルク栓を作る際に出た端材が利用されています。空気を多く含むのが特徴です。断熱・調湿・吸音性・防虫効果が優れていることがメリットですが、その分価格は高いです。
3つ目は、発砲プラスチック・石油系の硬質ウレタンフォームです。
硬質ウレタンフォームはポリウレタン樹脂に発砲剤を加えたものです。気泡にあるガスが熱の伝導を防ぐので、断熱性に優れています。ご紹介したもの以外にもたくさんの種類の断熱材があるので、自分に合うものを探してみてくださいね。
□まとめ
今回は、寒い時期に必要な断熱と冬に必要な断熱材の種類や特徴をご紹介しました。断熱材を活用して暖かく住みやすい家づくりをしてくださいね。当社では、0から間取りの提案をしています。ぜひお気軽にお問い合わせください。