「地震に強い住宅に住みたい」とお考えの方や、「耐震等級3の必要性とは」と疑問に思っている方はいらっしゃいませんか。今回は、耐震の定義と、耐震と等級の必要性をご紹介します。いつ訪れるか分からない地震にしっかり対策がうたれている住宅に住めると安心ですよね。
□耐震の定義をご紹介します!
耐震基準とは、建築基準法に基づいた基準で必ず守る必要があります。また、耐震等級とは、品格法に基づいた住宅性能表示制度によって決まっています。耐震等級1は、建築基準法で耐えられるように定められた地震力の基準をちょうどを満たしているレベルです。耐震等級2は、建築基準法で耐えられるように定められた地震力の1.25倍になっても住宅が倒壊しないレベルです。耐震等級3では、耐震等級1の1.5倍の地震力にも耐えられるレベルです。耐震等級の評価基準は、以下の通りです。
・床面積に対する壁の量がバランスよく配分されているか
・必要な壁量に対する床倍率が確保されているか
・柱や梁などの接合部が必要な耐力を持っているか
・建物にかかる荷重や外力に耐えられる部材であるか
・建物自体の重さや積雪荷重などに対する強度が条件を満たしているか
などがあります。耐震等級1であれば、満たしていない条件もあります。
□耐震等級3の必要性をご紹介します!
耐震等級3の住宅であることを認定してもらうには、耐震等級1の住宅を建てる時と比べて数十万コストがかかることが一般的です。数十万円かけてでも耐震等級3に引き上げるメリットはあるのか見ていきます。
1つ目のメリット
地震保険が割り引かれることです。地震保険とは、火災保険に付随して加入する保険であり、現在加入率は60パーセント以上あります。火災保険に入っていれば地震保険は加入しなくても良いのではと思われている方もいらっしゃいますよね。しかし、地震が原因で引火した火災に関しては、火災保険の保証外です。ゆえに、地震保険は加入すべき保険であり、その保険料が割り引かれる為にも耐震等級3は必要だといえます。
2つ目のメリット
また、一番多きメリットは、いつ地震着ても安心だと思える心理的なものです。日本に住んでいる限り常に地震と隣り合わせですが、耐震等級3もあれば、他の住宅に住むよりは安心して暮らせるでしょう。
□まとめ
以上、耐震の定義と、耐震等級3が本当に必要なのかについてご紹介しました。日本は地震がいつ起こるか分からないので、日本に住んでいる限り危険と隣り合わせです。今回ご紹介しました内容を参考に、耐震性の重要性をより一層考えてみてください。他にも耐震性について知りたいことがある方は、お気軽にご相談ください。