「家づくりで予算オーバーになってしまう」このようにお悩みの方は必見です。今回は、家づくりで予算をオーバーしてしまう原因を解説します。また、費用を削る方法もご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
□予算をオーバーしてしまう原因とは
家づくりにかかるお金は1000万円単位で、2000万円や3000万円といった大金がかかります。そのため、30万円や40万円といった金額が安く感じてしまうことがあります。このように、家づくりのときに金銭感覚がマヒしてしまうことは多くあります。金銭感覚が狂うと、多少の予算オーバーは気にしなくなってしまいます。そのため、家づくりのときは、慎重に計画を立てることが重要です。「この窓は必要か」といった1つ1つの計画に慎重になることで、予算オーバーをある程度抑制できます。
□費用を削る3つの方法
1つ目の方法
建物の形状を見直すことです。見直される点の具体例としては、以下のものが挙げられます。
・屋根のデザインをシンプルに
・外壁の凹凸を減らす
・床面積を小さくする
特に注意が必要なのは、床面積です。ハウスメーカーによって床面積の求め方は異なるため、確認するようにしましょう。
2つ目の方法は、間取りを見直すことです。
以下の点をチェックしましょう。
・窓の数
・玄関ホールの有無
・階段リビングの有無
・収納スペースの数
・部屋数
なお、階段リビングとは、リビングに階段を設けることで、コストカットや家族内のコミュニケーションの増加をもたらす間取りです。また、間取りの減少はコストカットにつながる一方、建築後の公開につながってしまうこともあります。減らしすぎず、予算も考慮するといったバランス感覚を持つようにしましょう。
3つ目の方法は、設備の性能を見直すことです。
具体的には、以下の点をチェックしましょう。
・水回りの素材のランク
・照明やアコン
・太陽光発電システムを導入するか
家づくりの際に最新の設備を導入したいと考える人は多でしょう。しかし、妥協できないもの以外は設備のグレードを下げるのも有効な手段です。例えば、キッチンにこだわると一般的なものより100万円ほど高くなります。逆に、譲れない設備を考慮しておくことで、コストカットにつながります。
□まとめ
今回は、注文住宅で予算オーバーしてしまう原因と、その対策をご紹介しました。注文住宅は大きな買い物になりますが、1つ1つの設備を見直すことでコストカットにつながります。この記事が、皆様が注文住宅を考える際の一助になれば幸いです。