「子供部屋は設けるべきなのだろうか」「子供部屋がない場合にどのような影響があるのか知りたい」お子様がいらっしゃるご家庭であれば、このように考えることも多いでしょう。今回は、子供部屋がないことのメリットと子供部屋がないことのデメリットをご紹介します。ぜひ参考してみてください。
□子供部屋がないことのメリットとは
子供部屋は必須のように思われがちですが、お子様が子供部屋を使える期間を考えると、不要になる期間の方が多いことが分かります。まず、お子様が小さい頃は、リビングの親御さんの目が行き届く場所で過ごすことが多いでしょう。就寝時も、親御さんと一緒に寝られるお子様が多い為、子供部屋を使うことがほとんどなくなってしまいます。本格的に使い始めるのは小学校高学年になるいケースが多いです。よって、大学進学に伴って一人暮らしを始めるとすると、子供部屋が有効活用されているのは8年~10年程度です。マイホームが30年から50年程度は住まれることを考えると、子供部屋を設けるのは少しもったいないですよね。お子様が家を出られた後は物置などになる場合が多く、ほこりやカビの温床になる恐れもあります。これらの不安点を解消できることを考えると、子供部屋がないことによるメリットは大きいでしょう。
□子供部屋がないことのデメリットとは
子供部屋は、お子様だけのスペースになるので、部屋を自己管理する習慣をつけられます。よって、子供部屋がないと自主的に自分の部屋を掃除したり、自立性を培ったりしにくくなります。また、テスト勉強や受験勉強など、一人静かな空間で集中して勉強したい場面も出てきます。ご兄弟がいらっしゃる場合は、勉強していても静かにできないこともあるので、テスト勉強や受験勉強をしているお子様のストレスになってしまうでしょう。勉強していない問であっても、思春期になれば一人の空間と時間が欲しくなります。家族であっても程良い関係性を親子間で築くことが、思春期のお子様を育てるうえで必要です。ご自分が思春期だったことに一人部屋があってよかったと感じた思い出を思い返しながら、子供部屋を設けるかご検討されてみてはいかがでしょうか。
□まとめ
子供部屋がないことのメリットと、子供部屋がないことのデメリットをご紹介しました。お子様の年齢や性格、ご兄弟の関係性を考慮して、子供部屋を作るか作らないかを検討しましょう。お子様にとってもご両親にとっても良い住宅を建てたい方はお気軽に当社へご相談ください。最適な案をご提案させていただきます。