「一般的なトイレの大きさってどれくらいなのかな」トイレの大きさは大きすぎても小さすぎても不便です。そのため前例を参考にしたいという方は多いと思います。そこで今回はそんな方に向けて、一般的なトイレの大きさやトイレの間取りを決める際のポイントを紹介します。ぜひ参考にしてください。
□一般的なトイレの大きさについて
一般的なトイレの大きさには3つのパターンがあります。以下でそれぞれについて解説します。
1つ目は、0.4坪のトイレです。
この大きさは一般的な分譲マンションや住宅の2階に多いです。狭いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、不便なく狭い場所が落ちつく方にはピッタリでしょう。
2つ目は、0.5坪のトイレです。
これは一般的な戸建て住宅で多いものです。タンク付きのトイレであっても丁度良い大きさでしょう。
3つ目は、0.75坪のトイレです。
これはコンパクトなタンクレストイレを組み合わせてゆったりとしたトイレが作れます。手洗いや収納などを設置することも可能です。
□トイレの間取りを決める際のポイントとは
トイレの間取りを決める際のポイントはバリアフリー対応にするかどうかを考えることです。これからも同じ家に住み続けたいという方は、老後を見据えたトイレ設計にしておくのも賢い選択だと言えるでしょう。以下ではバリアフリー対応のトイレにする際の注意点について3つ紹介します。
1つ目は、手すりを取り付けることです。
バリアフリーと言えば手すりを想像する方も多いでしょう。トイレの便座から立ったり座ったりする動作には垂直方向と水平方向の両方に手すりが必要です。位置も重要ですので、実際に動作をイメージしながら使いやすい位置を考えてみてくださいね。
2つ目は、介護スペースを考えることです。
トイレに介護が必要な場合は介護者が入るスペースも考える必要があります。引き戸なら戸を開けたまま介護できるためオススメです。開き戸ならトイレで人が倒れた場合に開かなくならないように外開きにしましょう。
3つ目は、緊急用のブザーを設置することです。
ブザーにはもしもの際に同居する家族に知らせたり、セコム等のサポートを受けられたりするものもあります。高齢者だけ生活する場合はこれがあるだけでも安心でしょう。
□まとめ
一般的なトイレの大きさやトイレの間取りを決める際のポイントについて解説しました。今回紹介した目安を元に後悔しない設計を考えていきましょう。当社では建築家が0から間取りなどの提案を行います。家の設計で不安が多い方はぜひ当社にお任せください。