「長持ちする家をつくりたい」このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。せっかく家づくりをするなら、長期に渡って快適に暮らせる家が良いですよね。そんな方にこだわりを持って欲しいのが断熱材です。今回は断熱性能の重要性や断熱材の選び方について紹介します。
□断熱性能の重要性ついて
長持ちする家に共通するのは、断熱性能の高さでしょう。家は色々な原因で毎年、経年劣化が起こっています。そんな中でも家の性能を低下させるのが、結露です。結露により、壁の内部に水滴が溜まれば、カビが発生し、構造材を腐らせてしまいます。さらに、木造住宅で危険なシロアリは湿気の多いところが大好きです。壁の内部や基礎部分にシロアリが集まってしまうと、劣化のスピードは速くなってしまいます。こういった問題を解決するのが、断熱性能の高さでしょう。
□断熱材の選び方とは
ここまでで断熱性が重要であることがご理解頂けたかと思います。しかし、断熱性能を高める断熱材には色々な種類があります。主な種類としては、無機質系断熱材や発泡プラスチック系断熱材、木質繊維系断熱材の3種類があります。
そして、さらに素材により細分化されます。たくさんの断熱材の中からどれを取り入れるべきなのかは、住む場所により決まってくるでしょう。住む場所により、断熱材の種類や厚さは様々です。そこで以下では断熱性の選び方について3つのポイントを挙げてお話します。
そして、さらに素材により細分化されます。たくさんの断熱材の中からどれを取り入れるべきなのかは、住む場所により決まってくるでしょう。住む場所により、断熱材の種類や厚さは様々です。そこで以下では断熱性の選び方について3つのポイントを挙げてお話します。
1つ目は、熱伝導率が低いものを選ぶことです。
熱伝導率とは、熱の伝わりやすさを数値化したものとなります。この数値が小さければ、熱が伝わりにくく、断熱性能が高いということです。発泡プラスチック系の硬質ウレタンフォームや高性能フェノールフォームはこの熱伝導率が低いです。
2つ目は、湿気に強いものを選ぶということです。
断熱材の種類によっては水や湿気で効果が落ちるものがあります。プラスチックが原料となった断熱材は基本的に水や湿気に強いと言えます。一方で、グラスウールは湿気に弱いため、施工時には注意が必要でしょう。
3つ目は、燃えにくいものを選ぶことです。
もしも火事が起こってしまった場合のことも考えてみてください。火事が起こった場合は命や財産を守ることも大切ですが、有害ガスが発生しないことも重要でしょう。
□まとめ
断熱性能の重要性や断熱材の選び方について解説しました。当社では建築家が0から間取りなどの提案を行います。家づくりを検討中の方はぜひ一度当社までご相談ください。