家づくりをするなら、長く快適に過ごせる家を建てたいですよね。
1年中暮らしやすい快適な家を実現するためには、押さえておきたいポイントがいくつか存在します。
この記事では、快適な家にするために必要な工夫について紹介します。
□快適な家にするための工夫「通気性」について
快適で暮らしやすい家を実現するためには、通気性の良さが非常に大切です。24時間換気を取り入れて機械的に家中を換気するだけではなく、各部屋の通気性を高めることがポイントです。通気性の悪い間取りや部屋では、どれだけ換気を促してもすみずみまで新鮮な空気が行き渡りません。また、窓の配置によっても部屋ごとの通気性は大きく変わってきます。家の端っこに設置された部屋に窓がひとつもないと、空気が滞ってしまいます。また、広い部屋であれば、窓を2つ以上設けて空気が通り抜けられるようにすると良いでしょう。どうしても1つしか窓を設置できない場合は、サーキュレーターなどを使って空気の流れに動きを出すことをおすすめします。さらに、空気が滞る通気性が悪い家は、湿気がたまりやすくなってしまいます。湿気がたまるとジメジメして不快なだけでなく、カビやダニといった健康に危害を加えるものが発生する可能性が高まります。このようなリスクがあるので、間取りや部屋のレイアウトを考える際は、空気が滞らないためにも通気性を意識するようにしましょう。
□快適な家にするための工夫「収納」について
収納の種類や配置も、快適な暮らしのためには大切なポイントです。収納を考える際は、容量以外にも考えるポイントがたくさんあります。適材適所に、収納するものや人に合わせた使いやすい収納を取り入れる必要があるのです。例えば、キッチンで使うものが収納してあるスペースをキッチンから少し離れた場所に設けると、料理中をする際に使いたいものがすぐ近くにない状況になってしまうため、不便に感じてしまいます。また、子供の外遊びのおもちゃを収納するスペースを玄関に確保したいのであれば、子供が一人で片付けられるように低い手の届く位置に収納スペースを設ける必要があります。このように、収納の設置場所や使いやすさは、快適な暮らしには欠かせません。毎日使う収納だからこそ、小さなストレスさえもかからないように、家族全員にとって使いやすい間取りを考えましょう。
□まとめ
今回は、快適な家づくりのための工夫として、通気性と収納について紹介しました。この記事で紹介した内容を参考にして、快適で暮らしやすい家を実現させてください。